Re: ファンが回りません・・・ 2008/ 5/ 4 3:51 [ No.1898 / 1899 ] 投稿者 : rising_sun1965 NO.1895の記述は、間違っていたので訂正致します。前の内容は忘れて下さい。ゴメンナサイ。 ニンジャにはファンを回す為の、97℃ファンスイッチセンサー(ラジエター左横)と、110℃ファンスイッチセンサー(サーモスタット右横)が有り、以下の働きをしています。 ●イグニッションオフの場合 アッパーカウル内左側に有る、ファンスイッチ切替リレーに、イグニッションスイッチからの電気が来ない為、97℃ファンスイッチセンサーに切替わります。リレーはバッテリーと直接つながっている為、ラジエター出口の水温が97℃以上あると、ファンが回ります。 ●イグニッションオンの場合 @油温が120℃以下の時 オイルパン前方に有る、120℃油温スイッチセンサーがオンの状態なので、イグニッションスイッチからの電気が、ファンスイッチ切替リレーに流れ、110℃ファンスイッチセンサーに切替わります。そして、サーモスタット内の水温が、110℃以上になると、ファンが回ります。 A油温が120℃以上の時 120℃油温スイッチセンサーがオフの状態になり、イグニッションスイッチからの電気が、ファンスイッチ切替リレーに流れなくなり、97℃ファンスイッチセンサーに切替わります。そして、ラジエター出口の水温が、97℃以上になると、ファンが回ります。 B120℃油温スイッチセンサーを外した時 120℃油温スイッチセンサーが、オフの状態と同じなので、97℃ファンスイッチセンサーのままで、ずっと固定されます。なので油温に関係無く、ラジエター出口の水温97℃以上で、ファンが回る様になります。 kojiro900rさんのニンジャは、イグニッションオフで、97℃ファンスイッチセンサーが機能してファンが回り、その状態からイグニッションオンにすると、ファン切替リレーに電気が流れ、110℃ファンスイッチセンサーに切替わり、ファンが止まってしまう状態だと思います。 なので、110℃ファンスイッチセンサーの不良か、110℃ファンスイッチセンサーに来るまでの、配線不良ではないでしょうか。確かめる方法は、以下の通りです。 エンジンが冷えている状態で、イグニッションオンにします。110℃ファンスイッチセンサーからカプラを外し、カプラに手持ちの配線をつなぎ、バイクの通電可能な金属部分にアースさせます。 正常ならば、アースした瞬間にファンが回ります。回らない場合は、110℃ファンスイッチセンサーに来るまでの配線を、確認してみて下さい。回る場合は配線が正常なので、110℃ファンスイッチセンサー自体の不良だと思います。 97℃ファンスイッチセンサーの方は、正常に機能していると思うので、点検の必要は無いと思いますが、点検する場合は、イグニッションオフ・エンジンが冷えた状態で行い、前述の様にボディーアースさせて、ファンが回れば正常です。イグニッションオンにすると、ファンは止まります。 あと、社外手動ファンスイッチの片側配線が、ちゃんとボディーアースされていないと、ファンが回らなくなるので、それも確認した方が良いと思います。 ファンスイッチ切替リレーと、120℃油温スイッチセンサーの方は、イグニッションオンで、110℃ファンスイッチセンサーの方に、切替わっていると思うので、多分正常に機能しているのではないかと思います。 ファンスイッチ切替リレーの方を、注文してしまったみたいで、大変申し訳ありません。 補足です。 そういえば、オイルパン前方に有る、120℃油温スイッチセンサーのカプラを外せば、97℃ファンスイッチセンサーの方に、ずっと固定されるので、とりあえずの応急処置になりますね。 kojiro900rさんのニンジャは、97℃ファンスイッチセンサーが生きていると思うので、カプラを外す事により、イグニッションオン・オフ・油温に関係無く、ラジエター出口の水温97℃以上で、ファンが回る様になると思います。